はじめての電子工作で知っておくべきこと:②6-5 プルアップ?ついでにコンデンサ ~「Raspberry Pi で遊ぼう 第4版」の補足知識~

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ベース資料はコレ→
第6章からが電子工作部分。

Raspberry pi で周辺パーツを扱う前に、最低限の部品知識、部品との通信方式の種類の全体像を把握しとけば、本の情報を理解しながら進められた気がする。

はじめての電子工作で知っておくべきこと
序 ~「Raspberry Pi で遊ぼう 第4版」の補足知識~
① 6-2 Lチカ から得ておく知識
② 6-5 プルアップ?ついでにコンデンサ
③ 6-7 PWM?
④ 6-8 周波数?
⑤ 6-9 センサー部品との通信
⑥ 8-6 コンデンサ?トランジスタ?
おまけ:Raspberry pi周りのまとめ

6-5 ボタンからの入力を検知しよう


にて、プルアップ/プルダウンが出てくる。

どういう場面でこれをやらないとダメなのか?が、最初整理できてなかったが、

ICやGPIOなどの信号線を宙ぶらりんにするな!

と認識。

対象を信号線と考えた場合、電圧がちゃんとかかっている状態であれば、よいが、宙ぶらりんの線は 0 か1かの判定がつかず、誤動作の原因となる。

但し、Rasbperry Pi の GPIOはあらかじめ内部にプルアップ/プルダウン抵抗を持っているらしく、別途、外部抵抗を用意しなくてもよい。
GPIO2~8はプルアップ。それ以外はプルダウン。変更はカーネルいじれば可能。

Raspberry PiのGPIOは起動直後から内部プルダウンされている @hnwの日記
Raspberry Pi のGPIOをいじるAdd Starsainoky @猫ぱーんち 
とりあえず、T-Cobra上はこうなっているはず。


(ついでに)コンデンサのこと

プルアップ/プルダウンは電圧を望む状態にするためだったけど、そういう意味ではコンデンサの役割も同じ。

コンデンサの説明を探すと「蓄電器」としての説明が多くでてきて、深みにハマりそうになるが、交流を通して、直流を通さない性質を使って、主な用途は(交流成分な)ノイズ除去による電圧状態の安定化という認識でよさそう。

で、そのためのコンデンサをパスコン(バイパスコンデンサ)という。

パスコン

静電気や、回路上の別の電流の影響によるノイズや、そもそもの電力不足により、信号の 0 1 を判断しづらい中途半端な電位になるケースがある。

その場合にコンデンサを使って電圧状態を安定化させる。
特にICのVccとGNDを0.01~0.1μFのコンデンサで結ぶのは定番ぽい。

但し、これによって 0 1 の切り替えに遅延がでそうな気がする。。
ターゲットは信号線というより、IC周辺の電圧状態の安定化か?
また調べて更新

あと、5V程度の電源なら47uF~100uF が定番ぽい。  ※ uF = μF

モーターとコンデンサ

モーターなどのコイルを作動させると電磁場が発生し、高周波ノイズが多くなる。
そのノイズを取り除くために高周波特性の強い0.1μFの積層セラミックコンデンサを置くのが定番ぽい。

http://www.turbo-creation.net/Miscellaneous/nc/index.htm

このあたりが、8-6のラジコンカー回路設計のベースになっている。

適宜更新


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