Tiny Whoop をはじめてみた ~ BLADE inductrix 入手

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Tiny Whoop に手を出すことにしてみた。
とりあえず、BLADE inductrix を手に入れたけど、これヤバい。

Tiny Whoop とは

Team Big Whoop というドローンレーシングのチームから始まったプロジェクトで、そのコミュニティ、とか、特徴的な機体の総称が Tiny Whoop という認識。

機体としては BLADE inductrix という超小型ドローンをベースにして、FPVカメラを取り付けたものであり、室内(もっと言えば自宅内)FPVレースに特化している。

動画見たけどめっちゃ楽しそう。

BLADE inductrix を購入

Tiny Whoop の元になった BLADE inductrixのBNFバージョン($69.49) をeBayから入手。
割高だった。。$49.99が相場っぽい。RTF(プロポ付き)で$69.99だし。。

inductrix の中華コピーである Eachine E010 のほうが$15.99 とかなりお得な金額だったけど、
  • inductrix のほうがフレーム品質が良い。柔軟性がある素材である上、2gほど軽量。(inductrix:3.22g / E010:5.05g)
  • プロペラも若干軽い。4枚で0.1gの微差だけど。。
  • inductrix は一般的なプロトコルである DSM2/DSMXだが、EachineE010の通信プロトコルは特殊(deviation対応はしてるみたい。MJXq?)。
  • acroモードでも飛ばせる!
  • コトの発端となった素の inductrix を一度経験しときたい。
てことで、 inductrix を選択。
通常はベース機体+FPVカメラで自作していくんだけど、Tiny Whoop の公式サイトで完成品も売ってる
本家BLADEより、inductrix FPV $99.99も登場してる。ただ、、HorizonHobbyは送料高スギ。。
Tiny Whoop公式だと$98.99とお得。送料も安いし。



BNFだと、こんな箱に入ってくると思ったけど、、

RTF用の箱で送られてきた。Horizonから正規購入したモノじゃないからかな?

中身はプロポ(MLP4DSM)が抜かれている状態。必要なものは入ってたので、ま、問題ない。
予備プロペラは欲しかったかも。
  • inductrix 本体
  • ブルーの予備キャノピー
  • 1Sリポ 150mAh 25-50C PicoBlade(1.25mm)プラグ x 1個
  • 専用充電器
  • 4か国語分の説明書

inductrix 本体

特徴はプロペラガードと一体化したフレームにある。
4つの円を整列したときにできる、わずかなスペースにFCを配置することで、小型で軽量な機体を実現してる。

なお、eachine E010 と見た目の差は大きい気がする。
inductrixの半透明のフレームはキレイだし、キャノピーからうっすら透けて青っぽくみえるLEDも良い感じ。
一方 eachine E010 はプラスチッキーというか。。
なのでinductrixフレームだけを$10程度で売ってるので追加購入しといた。
Tiny Whoop をカスタマイズしていくと、フレーム以外は全部交換することもあるので、最初から部品で集めたほうがいいかもしれない。

ローター間は65mmジャスト。
同じブランドだけあって、BLADE Glimpse と同様にリポバッテリーは底面のホルダーに通す方式なので、利用するリポは容量だけじゃなくて、サイズが重要になる。また、バッテリープラグは1.25mmピッチの小型サイズ。

電池抜きで15.3gと超軽量。電池含めても20g以下。
フレームだけだと3.2g。キャノピーは0.35gと超軽量。

初飛行の感想

噂通り、非常に安定してるし、非力な6mmモーターとはいえ、キビキビ飛ぶ。
ホバリングはちょうどスロットル50%あたり。
機体が軽いのでエアコンの風にも煽られるけど、それもまた楽しめる。

そういう基本的な飛行性能がありながら、、

特徴的なフレームと、軽量感 による安心感が非常に秀逸。
この感じはホンンンンントにちょうどいい

これまでのHubsan X4 を代表とする 8.5mmモーターのトイクアッドは軽量とはいえ、クラッシュした時の衝撃で、人や家具を傷つけそうという感覚がどうしても拭えなかった。
世界最小22mmのSKEYE Picoはその心配がなかったけど、プロペラガードが無いし、予備パーツも流通していないので、本体自身を壊すかもしれず、やはりクラッシュを避けたくなる。本体を買いなおすことはできるけど。。それもなんかヤダ。

それがinductrixだと、、
  • 危害がなくて安心プロペラガードの形状的にプロペラで指を切ったりすることもないし、ぶつかっても超軽量なので外部に対してほぼ無害。
  • 故障に対しても安心本体自身も壊れることが少なそうな形状に加え、パーツも流通しているので修理ができるし、クラッシュが気にならない。
てことで、室内で無茶な飛ばし方ができる! これ、めちゃ大事。

DOBBY とか、LKTR120 とか気に入ってはいるけど、日本では屋外で思いっきり飛ばすのはなかなか難しい。航空法の対象外とはいえ、都心だとスペースがある公園は軒並みハッキリと「ラジコン・ドローン禁止」と書いてあり、重量の定義もないのでダメの一点張り。。
なので室内用の 8.5mmトイクアッドがメインになるけど、上述した通り、「思いっきり」は飛ばせない。それが、inductrix(Tiny Whoop) ではいける。

さらに Acroモードが使える!のは大きい。
マニュアルにも記載されておらず、しれっと実装されていた。
このAcroモードもTinyWhoopが流行った大きな要因。
本格的なドローンレーサーと同じ感覚で飛ばせることで盛り上がったからこそ、他のトイドローンとは違う拡散のしかたをしたんだと思う。
Acroモードで飛ばすには?
MLP4DSM の場合
左スティックを押すだけ。青LEDが赤に変わって覚醒したのがわかる。
ちなみに右スティックを押すとD/R(デュアルレート)のHigh(通常)/Low(初心者用)を切り替えられて、初心者から上級者まで幅広く楽しめるようになってる。
以前LKTR120を作ったときに確認したけど、MLP4DSMでは詳しくは下記動作となる。
  • 左スティックはCh6でモメンタリー(押してる間だけON、離すとOFF)
  • 右スティックはCh5でオルタネイトなトグルスイッチ(一度押したらON、もう一度押したらOFF) ※機体側でD/Rを持っているかは不明。。
Devo7E(Deviation)の場合
Devo7Eのスロットルトリムの上でAcroモード切替、右トグルスイッチ(FMODE)でD/R切替をする場合はこんな感じ。

name=inductrix FPV
mixermode=Advanced
icon=E010.BMP
type=multi
[radio]
protocol=DSMX
num_channels=6
tx_power=10mW

[protocol_opts]
Telemetry=Off
OrangeRx=No

[channel1]
safetysw=HOLD0
safetyval=-100
failsafe=0
template=complex
[mixer]
src=THR
dest=Ch1
usetrim=0
curvetype=expo
points=30,30

[channel2]
template=expo_dr
[mixer]
src=AIL
dest=Ch2
scalar=70
curvetype=expo
points=30,30
[mixer]
src=AIL
dest=Ch2
switch=FMODE1
curvetype=expo
points=0,0

[channel3]
template=expo_dr
[mixer]
src=ELE
dest=Ch3
scalar=70
curvetype=expo
points=30,30
[mixer]
src=ELE
dest=Ch3
switch=FMODE1
curvetype=expo
points=0,0

[channel4]
template=simple
[mixer]
src=RUD
dest=Ch4
curvetype=expo
points=20,20

[channel6]
template=simple
[mixer]
src=Virt1
dest=Ch6

[virtchan1]
template=complex
[mixer]
src=Virt1
dest=Virt1
scalar=0

[trim1]
src=LEFT_V
value=-100,0,0
[trim2]
src=RIGHT_V
pos=TRIMRV+
neg=TRIMRV-
[trim3]
src=LEFT_H
pos=TRIMLH+
neg=TRIMLH-
[trim4]
src=RIGHT_H
pos=TRIMRH+
neg=TRIMRH-
[trim5]
src=Virt1
pos=TRIMLV+
step=193
value=-100,0,0
[timer2]
type=countdown
time=240
[safety]
Auto=min
[gui-128x64]
V-trim=59,10,1
H-trim=5,59,3
V-trim=65,10,2
H-trim=74,59,4
Small-box=2,22,Ch1
Small-box=2,31,Timer1
Small-box=2,40,Timer2
Model=75,20
Battery=102,1
Toggle=4,10,0,3,0,HOLD
Toggle=13,10,200,201,0,Virt1
Toggle=22,10,0,4,0,None
Toggle=31,10,195,0,197,SW B
Toggle=40,10,0,64,0,FMODE
TxPower=102,7
quickpage1=Range Test
quickpage2=Model menu
quickpage3=Model menu
quickpage4=Model menu

Fatsharkのゴーグルも購入したものの持ち腐れ状態になっていたけど、バリバリ使えそう。

しかも、6mmというそれなりにカスタマイズの選択肢があるモーターを使えるので、ミニ四駆的なカスタマイズ感も味わえるので、DIY好きにも◎。

こりゃ流行るわ。。

Tiny Whoop を舐めてたことを後悔するレベル。もっと早くやっときゃよかった。

とりあえず、
Tiny Whoop化のためのFPVカメラは入手済みなので、取り急ぎそれをつけるとして、
アップグレード用に下記を発注済み。いろいろと遊べそう。
  • 高Cバッテリー
  • 高回転モーター
  • BetaFlight対応のFC

なお、1点だけ気になるのは、電圧が低下した場合に、即機体が降下 すること。
完全に飛べなくなる前に LED が点滅して警告してくれるのが普通な気がするが、inductrixはホントに即時。

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